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エキスパートデザインB:グラフィックデザイン(3年選択)において、宮城県公立学校教員募集パンフレットを制作しました。

2024.01.29

エキスパートデザイン計画および同実習B:グラフィックデザイン(3年選択)は、実際に使用される印刷物をデザインするクライアントワークを通して、企画提案〜グラフィックデザイン〜データ入稿までの流れを習得する実践的な実習授業です。
授業課題として2009年度より編集デザインを担当している宮城県公立学校教員募集パンフレットの令和7年度版が、完成しました。今年度のデザインは、学校教員への道筋をモチーフにデザインしています。さまざまな表紙デザイン案の提案からデザイン決定、ページ編集までを約2ヶ月かけて進めました。B2サイズのポスターにも展開されています。

デザイン・編集(3年生7名):安彦 美郁(表紙デザイン)/小澤 稜/管野 椋太/草川 世生/佐々木 厚祐/千葉 大暉/水戸 華凜

●パンフレット仕様:A4サイズ 12ページ 5,000部発行
※2023年12月から宮城県公立学校教員募集イベントや教員を養成している大学など、全国的に配布されています。


●宮城県教育庁教職員課・渡邊 英樹様より講評コメントをいただきました。
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本県の教員採用パンフレットの制作にあたり、産業デザイン学科7名の学生のみなさんには原案作成段階から様々なアイディアをいただき、これからの「みやぎ」を担う若い世代に夢と希望を持ってもらえるようなデザインにしていただきました。
教員採用試験を受ける前の段階から、教員になり、子どもたちとともに成長していく過程をイメージしたデザインにはストーリー性があり、そのストーリーを優しい色合いで包み込んでいる全体像に多くの人が前向きなイメージをもってくださると私自身は確信しております。
このような、“手に取る人が前向きになれるパンフレット”を制作していただいた篠原教授並びに産業デザイン学科7名の学生の皆様に心から感謝申し上げ申し上げます。本当にありがとうございました。
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●制作を担当した3年生7名よりコメントをもらいました。(担当ページ順)
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安彦 美郁
宮城県の教員採用において、つながりや未来という言葉を想起させるデザインとなるよう全員で検討しながら制作しました。限られた時間の中で協力し、チームで1つのデザインを完成させることができ、貴重な経験になりました。表紙のデザインについては受験勉強からはじまり、先生になって仲間たちと共に歩んでいくというストーリーを込めて制作しました。チームのメンバーにも意見や感想をもらうことで、よりストーリーが伝わりやすいデザインにすることができたと思います。

草川 世生
私はこのパンフレット制作をして、1からデザインのプロセスを学ぶことが出来ました。クライアントの意見や要望を聞き、それをデザインに落とし込んでいくことの難しさを痛感しました。また、エディトリアルの分野も学ぶことができ、この制作を通して沢山の経験をつむことが出来ました。

千葉 大暉
クライアントが求めているパンフレットを制作できるようチームでレイアウトの検討を重ね、満足のいくパンフレットにできました。この経験を、今後の課題制作や社会に出てからのチーム制作に生かしていきたいです。

小澤 稜
パンフレット制作兼表紙デザインを7人のメンバーで検討を重ねに重ね、全員の意見を1つの制作物にするまでとても大変な道のりでしたが、全員が納得のいくデザインにすることができました。このパンフレットで教員採用試験を行う方々の助けとなれればと思います。

佐々木 厚祐
今回のパンフレット制作にあたって、クライアント様の要望にあったデザインの表紙やレイアウトにするように心がけました。また、7人で制作したので同じデザインになるように情報共有をこまめにするようにしました。

水戸 華凜
期間内に納得のいくものを完成させることの大変さと、全員で1つのものを作ることの面白さを体験する良い経験になりました。普段の授業にはないクライアントを交えた取り組みで、緊張感を持って制作することができました。

管野 椋太
今回制作したパンフレットは一人一人が別々に制作したのではなく、7人全員でアイデアを出し合いながら協力して制作しました。皆苦戦しながらも、実際に制作したものが世の中に出て、誰かの手に渡るという貴重な経験をできたことを喜ばしく思います。
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採用デザイン案の講評会


誌面デザインの検討会


校了寸前のデザイン修正


完成したパンフレットと記念撮影