NO.125802 YEAR 2013 福祉デザイン計画分野 太田研究室 (修士)

歩行者のメタ認知に関する研究 ―安全行動に関する自己評価への背景要因―Research on metacognition of pedestrian -Factors contributing self-evaluation on safety-

菅沢 俊平

問題

安全行動の実現のためには、危険を知覚できる事やそれに対処する種々の能力は不可欠であるがそれだけでは十分ではなく、自分は何が出来、何が出来ないかといったことや、自分はいかなる危険な判断行勤をするかといったことを、正しく理解していなければならない。こうした自らについての知識と理解、そしてそれに基づく評価と行動の制御ーこれらの自分自身について認知する認知活勤を包括してメタ認知と呼び、これらを行う能力をメタ認知能力と呼ぶ(三宮真智子 2008)。

交通心理学における先行研究では自動車ドライバーのメタ認知の不正確さ、具体的にいえぱ運転技能についての自己過大視(過信)が危険な運転に繋がる事が指摘され(Keskinen et al,1992. Katila et al,1995)、安全な運転行動のためには、運転技能の向上だけではなく自己の評価を適切に行えるようになる事が必要とされた(Hatakka et al,2002)。こうしたことからEUや日本ではメタ認知の教育が自動車ドライバーを対象とした安全教育を考える上でのひとつの課題となっており、研究がすすめられている。

ところで、交通心理学ではメタ認知についての研究やメタ認知技能教育の多くは自動車ドライバーを対象として行われているが、メタ認知技能は全ての交通参加者に不可欠なのであり、その研究や教育の対象を自動車以外の交通参加者にも広げるべきではないかと考える。そして中でも本研究では歩行者について問題としたい。

その最大の理由としては、平成24年の統計において交通事故死者の内に占める割合で最も多い(37%)のが歩行者である事が挙げられる(警察庁統計,2013)。そして歩行者死亡事故の9割以上は自動車との衝突により発生し、その時自動車ドライバーの多くは安全不確認や脇見運転、漫然運転の状態にあったとされ(交通事故総合分析センター,2012)、自動車側が歩行者に注意が払っていないことが事故の一因と考えられる。確かに自動車側には交通弱者を保護する義務がある。とはいえ自動車ドライバーもまた人間であり、ミスもすれば気が抜けることもあるのが現実である。歩行者の交通安全の実現のためには、自動車側が安全を目指すのみならず、歩行者側も自己防衛の必要があるのではないだろうか。

また、歩行者死亡事故の多くでは歩行者側にも違反があることも、歩行者についての研究や教育の必要を考える上で指摘しなければならない事柄である。平成22年度に行われた調査では、歩行者死亡事故の約8割は自動車が直進している状態で発生し、その事故件数の約7割には歩行者側にも違反が有ったとされ、その違反の中で最も多かったのは横断に関するものであったとされている(交通事故総合分析セン夕ー、2012)。

つまり歩行者事故が起こる時、自動車側には注意の問題があるが、歩行者側の行動にも相当な問題があると言えよう。以上のことから歩行者の自衛能カと安全行動の獲得が今後の課題となると思われ、そのためにメタ認知を軸とした自己評価の研究と教育を歩行者についても行うべきであると考える。

目的

そこで本研究では、歩行者の自己評価の妥当性と自己評価に影響を及ぼす背景要因を明らかにすることによって、今後の歩行者教育やその研究に寄与しうる資料を作成することを目的とする。

特に以下の点について検討する。
・性別や年齢といった属性要因が歩行者の自己評価にいかなる影響をあたえるか。
・歩行者の自己評価は、交通安全に関する教育(具体的には運転免許取得時の教育)を受けたことによって影響されているか。
・歩行者の自己評価は客観的な能力について理解した上でなされているか。これについては自己評価と能力の間に正の相関があるものと推察する。
・歩行者の自己評価は自己の危険行動についての認識した上でなされているか。

方法

1.調査対象
①東北工業大学に通う学生
②塩釜中央自動車学校の職員と教習生、及ぴその家族を対象とした。

2.調査日時および場所
東北工業大学における調査は2013年4月16日に行った。 塩釜中央自動車学校における調査は、12月から1月にかけて行った。

3.調査方法
本学における調査は、講義終了後に質問紙を配布し調査を実施した。塩釜中央自動車学校における調査は質問紙の配布と回収を依頼し調査を実施した。

4.調査項目
基本属性
性別、年齢、免許の有無と運転免許の内容(自動車・二輪車・原付・教習中)、通学の主な手段について回答を求めた。

自己の安全度評価

横断場面について3場面の写真を提示し、文章と口頭で「このような場面であなたは、いつも安全に横断していますか? 日ごろ自分が行なっている横断歩道の渡り方を思い出して、100。点満点で評価してください」と教示を行った上で、自分の横断行動の安全度について「とても安全」を100点、「とても危険」を0点として11件法での評定を求めた(以降は「自己評価」と表記する)。

危険知覚テスト

自己評価で用いた3つの横断場面の写真上に「気になる場所」に○印を書くよう教示した。各場面について、横断歩道における典型的な事故事例を参考に顕在的な危険と潜在的な危険の二つの危険を設定し、回答者がその箇所に○を書いた場合に1点とした。なお、顕在的危険の最高点は7点、潜在的危険の最高点は5点である。

リスクテイキング行動尺度

森泉慎吾・日井伸之介ら(2011)によって作成されたリスクテイキング行動尺度(RPQ)を参考に、確信的敢行性の因子を外し、安全性配慮因子の項目を6項目追加して20項目を作成した。
この尺度は、ギャンブル志向性・状況的敢行性・安全性配慮の3つの下位尺度から成り立つ日常でのリスク傾向を測る尺度であり、「全く当てはまらない」から「非常にあてはまる」までの5件法による評定を求めた。

結果

1.属性の全体像

a)属性の全体像
年齢や性別等を尋ねたフェイスシート、自己評価用紙、心理尺度の質問紙が揃った413名のデータを分析対象とした。この内男性が322名(63.5%)、女性が185名(36.5%)であった。なお2名は性別の回答が無かった。平均年齢は28.12歳(S.D.=17.75)であった。 この内最年少は17歳、最高齢は85歳の者がー名あった。そして運転免許の保有状況については413名のうち、運転免許の保有者は125名(30.3%)、教習中の者は186名(45.0%)、免許を持たない者は75名(18.0%)であった。また、不明・未回答の者が27名居た。

b) 性別と年齢
次に性別毎の平均年齢を見ると男性が29.34歳(S.D.=18.90)、そして女性が26.29歳(S.D.=15.58)であった。平均年齢について性差の有無を確認するため、2群の平均値の差の検定(Welchのt)を行った。結果、年齢の性差に有意傾向が認められた(t(404.34)=1.79、p=0.07)。

c) 参加者年齢と運転免許保有状況の関連
そして運転免許保有状況毎の平均年齢をTable.1に示す。運転免許保有状況毎の平均年齢の差異を確認するため一元配置分散分析を行った。結果、全体として平均値に有意差が認められた(F(2,403)=98.06, p<.001) 。

2. 歩行者としての自己評価と属性要因の関連

a) 性別による自己評価の差異
性別による自己評価の差異を検討する。そのために性別で群を分け2群の平均値の差の検定(Welchのt検定)を行った。その結果、自己評価の平均値に性別による差に有意差は認められなかった。なお、性別ごとの自己評価の平均値はTable.2 に示す。

b) 自己評価と年齢の関連
次に年齢と自己評価の関連を検討するために、2変数間の相関係数を求めた。結果、自己評価と年齢の間に有意な正の相関が認められた(r=.26, n=392, p<.001) 。

c) 自己評価と運転免許保有状況の関連
そして自己評価と運転免許の保有状況の関連を検討する。運転免許の保有状況ごとの自己評価の平均値はTable.3に示した。なお、運転免許保有者を免許の保有形態毎に厳密に分割すると自動車運転免許のみの群以外の人数が少ないため、運転免許保有者・教習中・免許非保有者の3群に分割することとした。そして一元配置分散分析により、3群の平均値を比較した。結果、運転免許の保有状況による有意な差が認められた(F(2,384)=3.02, p<.001)。
次にTukey-Kramer法による多重比較を行い群間の平均値を比較したところ、運転免許保有者群と教習中群の間、運転免許保有者群と非保有者群の間で有意差が認められた(それぞれ p<.01,p<.05)。

3. 歩行者としての自己評価と心理的要因の関連

a) 自己評価と場面に感じる危険度の3場面平均値の関連
まず自己評価と場面に感じる危険度の平均値の間の関連を検討するため、相関係数を求めた。その結果2変数の聞に有意な正の相関が認められた(r=.25, n=392, p<.001)。

b) 自己評価と危険知覚能力の関連
次に自己評価と客観的な能力との関運を検討するため、自己評価と顕在的危険知覚得点、そして自己評価と潜在的危険知覚得点のそれぞれ2変数聞の相関係数を算出した。結果、自己評価と顕在的危険知覚得点の間には有意相関は見出されなかったが、自己評価と潜在的危険知覚得点の間に有意な相関が認められた(r=.11,n=392, p<.05) 。

c) 自己評価と自己の危険行勁についての認知の関連
自己評価と自らの危険行動についての認知の関連について検討を行うために、自己評価とリスクテイキング行動尺度の3つの因子について先と同様にそれぞれ相関係数を求めた。その結果、自己評価と関連が見出されたのは状況的敢行性因子と(r=-.24,n=392,p<.001)、>安全性配慮因子であった(r=-.13,n=389,p<.06)。
自己評価とギャンブル志向性因子との間には有意な相関は見出されなかった。

4.属性要因と心理的要因が自己評価に与える影響

歩行者としての自己評価を目的変数、属性要因や各心埋尺度を説明変数とした重回帰分析を行った。なお、性別・免許の有無や種類といった属性項目については、名義尺度のデー夕であるためダミー変数を作成した(性別は男性が0、女性を1。免許の種類は自動車、二輸車、原付、教習中第一・第二段階・いいえ(未保有)について〇が書かれたものを1、書かれなかったものを0としてコード化した)。変数の投入にはステップワイズ法を用いた。Table.4は自己評価を従属変数として重回帰分析を行った結果である。このモデルは自己評価の変動の約14%を説明する。

状況的敢行性得点や安全性配慮得点が高いほど自己評価は低くなる事が分かる。そして自動車運転免許を保有している場合自己評価は約7.8点、二輪車運転免許を保有すると約9.3点高まり、また場面の危険度を高く評定するほど自己評価が高まる事が示された。

5.その他の分析

・運転免許の保有状況と危険知覚能力
次に、運転免許の保有状況による危険知覚能力の各能力の差異を検討するため一元配置分散分祈を行った。その結果、顕在的危険知覚の得点では有意差は認められず、また潜在的危険知覚得点においては全体としては有意傾向が認められ(f(2,402,)=2.51, p=.083)、Gabriel法による多重比較では免許保有者群と非保有者群の間で有意傾向となった(p=.072)。

考察

本研究は自己評価の背景要因を明らかにするため、歩行者を対象として交差点を横断する場面での確認行動についての自己評価を求め、その評価と様々な要因の関連を検討したものである。

まず、歩行者としての自己評価に性差は認められなかった。自動車ドライバーを対象にした自己評価に関する研究では、安全確認についての自己評価は男性の方が高いとされているが(中井,2010)、本研究では異なる結果となった。この事については、今回の自己評価を求める項目が1項目しかないために、性差が現れなかった可能性が考えられる。今後は自己評価を求める要素項目を増やして研究を行う事が求められよう。

次に歩行者としての自己評価と年齢との関連では、単相関分析では弱いが正の相関が認められたが、重回帰分析では有意な説明変数とはならなかった。その他の分析において年齢と自己評価に影響を与える様々な説明変数との間に関連が見られたことから、年齢は自己評価に影響する変数に間接的に関わっているために、単相関の分析において有意相関として現れてきたものと思われる。

そして免許保有者と教習生、免許保有者と非保有者の問で歩行者としての自己評価に有意差が認められ、重回帰分析では自動車免許や二輪車免許を持つ事が自己評価を高める可能性が示された。その他の分析においても、免許保有者と非保有者の問で潜在的危険知覚能力に傾向差がある事を合わせて考えると、免許保有者の歩行者としての自己評価が免許非保有者のそれよりも高いことはある程度納得の行く結果ではある。

そして歩行者としての自己評価の妥当性を検討するために、危険知覚テストを行った。その結果、自己評価と顕在的危険知覚得点との間には相関関係は認められず、潜在的危険知覚得点との間では有意相関が認められた。しかし自己評価と潜在的危険知覚得点との間の相関係数は0.11と小さい値であり、また重回帰分析では顕在的危険知覚も潜在的危険知覚の得点も自己評価の説明変数とはならなかったことから、自己評価は客観的な能力についての認知から成り立つとは言い難いと思われる。このことから、危険知覚能力の向上は無論目指すべきであるが、同時に自らの能力を正しく認知出来るように支援していくことが今後の歩行者安全教育の目標の一つになると思われる。そのためには「予知郎」(太田博雄 1997)のような危険知覚力の測定やフィードバックを行うツールを歩行者用にも作成することや、自動車ドライバーを対象に行われているような危険予測ディスカッションやコーチング技法による受講者の気づきを中心とした安全講習などを、歩行者教育の場にも応用して行くことが望まれる。

そして自己評価と状況的敢行性因子との間、また安全性配慮因子との間で有意な負の相関が認められた。なお状況的敢行性因子は「ある状況の影響を受けてリスクを敢行する傾向」、また安全性配慮因子は「リスク回避の傾向」と定義されており、両因子ともその得点が髙いほどリスク敢行傾向が強いと解釈される。状況的敢行性と安全性配慮の両因子得点が自己評価の高低と関連することについて考えられることは、まず人は自らのリスク行動について認知し、その知識を用いて自らを評価している可能性。そしてもうーつはリスクテイキング行動尺度が実際にリスク敢行行動と関連していて、高得点になるほど危険な体験が多くなり、結果として自己評価を低く評定する可能性である。どちらにしても仮説にとどまるが、自らの危険性について認知がなされており、そのことが自己評価に影響しているのではないかと考えられる。

その他の分析において興味深いのは、危険知覚テストの潜在的危険知覚得点について免許保有者と免許非保有者の間に傾向程度ではあるが差が見出された事である。先に述ペた岐阜県警の「免許非保有者は免許保有者よりも歩行者事故に遭いやすい」とする統計が示されたその理由を説明する可能性がある。ただ本研究では運転免許の保有状況を聞いたのみで運転経験の年数や運転頻度などを尋ねなかった為、何らかの運転免許を取得すれば危険知覚能力が高まるのか、運転免許を持ちその上で公道上での運転経験が必要であるのかは定かではなく今後の課題となろう。また、今回の危険知覚テストは静止画像の中から危険と思われるものを探すと言う形を採ったが、実際の危険知覚には距離や速度の判断も含まれると考えられる。以上の項目も測定可能な危険知覚テストを構築し、免許保有者と非保有者の比較し検討をすることができれぱ、より免許非保有者の問題点が明確になり、適切な教育を考えることができるようになるものと思われる。

参考文献

Keskinen, E., Hatakka, M, Katila, A. &Laapotti, s. 1992 Was the renewal of thedriver training successful? The final reportof the follow up group (in Finnish).Psychological reports No.94, University of Turku.
Katila, A., Keskinen, E. & Hatakka, M. 1996Conflicting goals of skid training.Accid.Anal.Prev. vol.28, No.6, 785-789.
三宮真智子(編著) 2008 メタ認知 一学習力を支える高次認知機能一 北大路書房.
警察庁 2013 平成24年中の交通事故の発生状況.
太田 博雄 1997 高齢者向け交通安全教育のための危険感受性訓練CAIシステムの開発.平成6年度~平成8年度科学研究費補肋金(試験研究B、基盤研究B)研究成果報告書.
中井 宏・臼井 伸之介・藤井 秀郎・谷川 幸男 2010 教習生の個人属性と自己評価スキルの関運. 交通心理学会平成22年度(第75 回大会)発表論文集,9-12。
中井宏 2010 自動車運転場面における不安全行動抑止のための人間工学的研究ー速度抑制対策の有効性検証と自己評価の観点を含めた安全教育の構築一.大阪大学大学院人間科学研究科博士論文.

関連する分野の論文

絞り込み 並べ替え

並べ替え

年度

学生番号

分野

所属

NO.225801 YEAR 2023 地域共創科学分野 大沼研究室 (修士) 宮城県大和町龍華院庭園の石組みと配置構成にみる思想世界の表現について 靳 嘉偉
NO.225802 YEAR 2023 地域共創科学分野 大沼研究室 (修士) 凍み大根の干し場と生業景-中山間地域における住居の傍らで営む生業環境の研究- 吉田 陽菜子
NO.215801 YEAR 2022 環境造形計画分野 大沼研究室 (修士) 地方都市における街路空間の有効活用方法に関する研究-仙台市の中心市街地に着目して- 佐藤 優作
NO.215802 YEAR 2022 生活デザイン科学分野 畠山研究室 (修士) 市民センターが大規模災害時に果たす役割-仙台市における東日本大震災時の実態調査から- 佐藤 優太
NO.215804 YEAR 2022 環境造形計画分野 大沼研究室 (修士) メガソーラー発電設備が中山間地域の生活景に及ぼす影響 堀 あかね
NO.195801 YEAR 2020 生活デザイン科学分野 小山研究室(畠山研) (修士) 仙台市中心部における視覚的側面からみる街路景観の特徴 −街路形成過程と街区変容に着目して− 結城 梨奈
NO.185801 YEAR 2019 環境造形計画分野 大沼研究室 (修士) 天然スレート民家の成立過程に関する研究―南三陸町入谷の屋根替えに注目して― 阿部 正
NO.185802 YEAR 2019 環境造形計画分野 大沼研究室(畠山研) (修士) 生活圏域からみたキャンパスタウンの比較考察−仙台市における郊外開発と世代構成に着目して− 今川 可南子
NO.185803 YEAR 2019 産業デザイン計画分野 両角研究室(梅田研) (修士) 中途視覚障害者の点字学習のための触知辞書のデザイン 于 静瑶
NO.005802 YEAR 2001 環境造形計画分野 二瓶研究室 (修士) 東北工業大学新棟く環境情報工学科>のデザイン展開の記録とその創造過程についての若干の考察 大友 浩幸
NO.005801 YEAR 2001 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (修士) 公共トイレの歴史的および人間工学的研究 トイレブース内のアクセサリーを中心として 伊藤 まり子
NO.005808 YEAR 2001 環境造形計画分野 二瓶研究室 (修士) 宮城県における明治・大正期小学校建築の意匠と変遷に関する考察 渡部 ひとみ
NO.005806 YEAR 2001 福祉デザイン計画分野 梨原研究室 (修士) 肢体不自由のための手の作業訓練具のデザインに関する研究 鈴木 豊
NO.005805 YEAR 2001 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 住宅における室内熱湿気環境とエネルギー消費に関する研究 設楽 佑子
NO.005804 YEAR 2001 産業デザイン計画分野 山下研究室 (修士) たたき土技術の工業化に関する基礎的研究―製品の意匠展開を含めて― 酒井 裕希
NO.005803 YEAR 2001 産業デザイン計画分野 舛岡研究室 (修士) 「六華倶楽部」移転改築計画―皇室専用スキーロッジから都市住宅への転用の記録― 北川 貴子
NO.005807 YEAR 2001 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (修士) カーナビゲーションシステムにおけるユーザビリティに関する研究 谷本 龍
NO.015803 YEAR 2002 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (修士) 履物に関する人間工学的研究―脚にやさしい新しいタイプの履物の提案 杉本 史朗
NO.015802 YEAR 2002 産業デザイン計画分野 舛岡研究室 (修士) 雑木林の存在意義と機能について ―既存の研究資料整理とその吟味― 島貫 陽
NO.015801 YEAR 2002 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) 実世界をベースとしたWebサイトの提案 ―書籍の購入を事例として― 大竹 一也
NO.015804 YEAR 2002 環境造形計画分野 二瓶研究室 (修士) <新棟計画>のデザインプロセスから学ぶ<キャンパス空間>のデザイン研究 津田 紘子
NO.025801 YEAR 2003 福祉デザイン計画分野 梨原研究室 (修士) 仙台市を事例とした公共交通システムのデザインの方向性に関する研究―中心市街地を対象として― 内田 優雨
NO.025802 YEAR 2003 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (修士) メンタルワークロードの評価に関する研究 ―前頭部脳血流変化を指標として― 佐々木 暁一
NO.025803 YEAR 2003 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 空気流動特性を考盧した室内の換気計画に関する研究 佐野 裕志
NO.025805 YEAR 2003 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 東北地方の住まいにおける室内環境とエネルギー消費の動向調査とその分析 久光 達也
NO.025804 YEAR 2003 環境造形計画分野 二瓶研究室 (修士) 「東北工業大学環境情報工学科研究棟・教育棟」の制作過程にみる<デザイン行為>について 寺山 明宏
NO.035805 YEAR 2004 産業デザイン計画分野 舛岡研究室 (修士) 暮しと生産が形成するビオトープネットワークに関する基礎研究 齋藤 智子
NO.035803 YEAR 2004 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 建物の基礎杭を利用した地中熱源ヒートポンプシステムの性能評価に関する研究 小島原 嘉也
NO.035802 YEAR 2004 福祉デザイン計画分野 梨原研究室 (修士) 車いすと人との適合性に関する研究 〜新型6輪車いすの共同開発とその評価を通して〜 興野 和樹 
NO.035804 YEAR 2004 生活デザイン科学分野 庄子研究室 (修士) Webサイト『仙台デザイン史博物館』の提案と制作 ―「近代工芸・デザイン研究発祥の地」であることを伝えるために― 齋藤 州一
NO.035801 YEAR 2004 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (修士) カーナビゲーションシステムにおけるユーザビリティに関する研究 ~性差の視点から~ 大柿 崇雄 
NO.045804 YEAR 2005 福祉デザイン計画分野 梨原研究室 (修士) 弱視児のための絵本の制作に関する研究 三浦 澄子
NO.045801 YEAR 2005 環境造形計画分野 西野研究室 (修士) オーディオウェーブフォームとキーフレームの組み合わせによる映像の制作 青木 陽平
NO.055801 YEAR 2006 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) 活動のパターン解析からデザインパターンを生み出す方法の研究―町内会、家族というコミュニティ一の活動を対象として― 敦賀 雄大
NO.055802 YEAR 2006 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 東北地方の大学を対象としたエネルギー消費量に関する調査研究 山舘 和磨
NO.065802 YEAR 2007 環境造形計画分野 荒井研究室 (修士) 鍛金技法による造形表現の研究と制作―耐候性鋼を用いて― 萩原 陵
NO.065801 YEAR 2007 福祉デザイン計画分野 梨原研究室 (修士) 蛇口の使いやすさに関する研究―ハンドルタイプを対象として― 竹田 里美
NO.075801 YEAR 2008 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) 活動のパターンをデザイン開発に活かす方法 ーコミュニティの情報共有活動を対象としてー 足立 邦登
NO.055901 YEAR 2009 福祉デザイン計画分野 梨原研究室 (博士) 車いすの開発・生産・供給・使用と介護支援システムに関するデザイン学的研究 吉田 泰三
NO.095802 YEAR 2010 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) コミュニティの継統的な活性化を支援するWebアプリケーションの開発 諏訪 悠紀
NO.105801 YEAR 2011 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 仙台市の住宅に設置された地中熱ヒートポンプシステムの性能評価に関する研究 鎌田 祐次
NO.105802 YEAR 2011 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (修士) 車いすによる鉄道車両の乗降に関する研究 千葉宏平
NO.105803 YEAR 2011 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) 活動に適合する道具のデザインプロセス 地域コミュニティの情報共有活動を対象として 松本 匠充
NO.115801 YEAR 2012 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) 分散型コミュニティにおける議論の支援方法の研究-非同期非対面コミュニケーションにおける通知機能の有効性の研究- 阿部 卓弥
NO.115802 YEAR 2012 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 仮設住宅の個と群のデザイン 鈴木 茉莉奈
NO.115803 YEAR 2012 産業デザイン計画分野 両角研究室(堀江研) (修士) モバイルアプリのデザインのためのコミュニケーション研究 ―対面コミュニケーションと非対面コミュニケーションの比較研究― 鈴木 綾
NO.115805 YEAR 2012 生活デザイン科学分野 石川研究室 (修士) 新ゆりあげアクロボリス構想 生産と暮らしの再生を目指した拠点施設計画 〜名取市閑上地区を事例として〜 森 祐太
NO.125803 YEAR 2013 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (修士) 広域災害における避難誘導サインとしての装置に関する研究  永山 雅大
NO.125801 YEAR 2013 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) 学習コミュニティの情報共有支援ツールの開発 櫻井 清隆
NO.125802 YEAR 2013 福祉デザイン計画分野 太田研究室 (修士) 歩行者のメタ認知に関する研究 ―安全行動に関する自己評価への背景要因― 菅沢 俊平
NO.125804 YEAR 2014 環境造形計画分野 荒井研究室(大沼研) (修士) コミュニティがつくり育てる地域景観に関する研究 —仙台市青葉区花壇・大手町地区を事例として— 渡部 生
NO.135801 YEAR 2014 福祉デザイン計画分野 原田研究室(梅田研) (修士) ブナ材成形合板のスツールの制作―「座り心地」の客観的要因に関する研究― 及川 絵里
NO.145802 YEAR 2015 環境造形計画分野 大沼研究室 (修士) 仙台地方における木製建具の近代史と継承に関する研究 尾形 章
NO.145801 YEAR 2015 産業デザイン計画分野 両角研究室 (修士) 学習コミュニティにおける支援ツールの利用者に対する能動的行動の有効性の研究−クリエイティブデザイン学科作品データベースを対象として− 氏家 拓海
NO.145803 YEAR 2016 産業デザイン計画分野 菊地研究室 (修士) 東日本大震災後の雄勝石に関する情報資源の基礎的研究 顧 錚
NO.155801 YEAR 2016 環境造形計画分野 大沼研究室 (修士) 単身者の職住スタイルとシェア居住に関する研究 ─ 仙台におけるコ・アトリエ付きシェアハウスの創出実践を通して─ 平山 雄磨
NO.145901 YEAR 2017 福祉デザイン計画分野 原田研究室 (博士) 連続的な発光誘導サインの製作と避難誘導計画への応用 永山 雅大
NO.165802 YEAR 2017 生活デザイン科学分野 小山研究室 (修士) 旧仙台領域における建築⽣産組織と建築細部意匠に関する研究 佐藤 諒
NO.175801 YEAR 2018 環境造形計画分野 大沼研究室 (修士) 東北地方における手づくり市場の研究 木村 一気