染織家による工藝拠点-雄勝天然スレートを葺くリノベ・サポートPJ
地域にねざし、地域をつくり育てる造家(≒建築)と造景(≒ランドスケープデザイン)をめざして、東北各地のネットワークのなかで実践的研究を続けています。
2021年8月5日には、宮城県加美町で染織とクラフト発信を続ける工芸藍学舎が、地元の醸造蔵を再生した建物に移転するのにともない、移転前、工房、予定地を「3年生プレスタジオ」にて視察しました。
当研究室では、この移転・リノベに際して、一部の屋根を「天然スレート葺き」にしたいという相談を受け、支援を行っています。
9月の末には、東京駅の屋根を手がけた日本一の職人さんが、東北大学片平学生ホールの屋根石(現存せず、100年以上前に葺かれていたもの)を再利用して、丁寧に葺きあげていきました。