もののふの歩みを語る石塊(丸森町金山)
生業調査から小学校リノベまで、さまざまなフィールド調査・再生デザインの学びで訪れている丸森町。今回は、共同研究者らとともにゼミ3年生を引率し、かつて富岡製糸場を想像させるほどの巨大な蚕糸工場があった金山・佐野周辺を歩き、旧家の豪壮なたたずまいを見学しました。
当地は中嶋氏が治めた地。中嶋家の菩提寺である瑞雲寺には、地元の花崗岩を活かした墓石や石碑が林立しています。
歴史の子細にまで触れなくとも、巨岩列石の迫力は、胸を打つものがあります。建築少年たちに響いた音の行方が楽しみです。
造家造景(大沼)研究室
2022.11.19 SAT