大崎市景観講演会にて、大沼教授が講演
造家造景(大沼)研究室
2022.12.6
景観計画の策定ならびに景観審議会副会長として、大崎市に関わっている大沼教授が、風見正三宮城大学副学長とともに、同市の景観講演会で講演を行いました。演題は「景を守り、造り、育てる—大崎の生業景と建築—」です。これまで、大崎岩出山の凍み豆腐の乾燥風景や、若手農家・デザイナーらの価値創造の動きに着目してきたこともあり、とくに日々のくらしと生産からにじみ出る「生業景」について力説されていました。
もとは1市6町からなる大崎市。なんと古くは、全部で96もの小さな村から成っていたそうです。その多様な地域の景観が守られ、造られ、育てられるよう、今後も研究等において関わっていくとのことでした。