【くらしのデザイン実習Ⅱ】弥次郎こけし村+蔵王こけし館でフィールドワークを実施しました
5月19日(日)に弥次郎こけし村、蔵王こけし館にて「くらしのデザイン実習Ⅱ」のフィールドワークを実施しました。
こけしをつくる工人の元を訪れ、東北の伝統工芸について理解を深めていきました。
弥次郎こけし村では、学生がそれぞれ関心のある内容について工人さんへ質問を投げかけ、後継者不足の問題など抱えている課題や工人さんの想いについても伺うことができ、貴重な機会となりました。
こけしは形や描彩などから12種類の系統に分かれており、弥次郎こけしは、頭にベレー帽のようなろくろ模様が入り、胴はくびれているもの、裾広がりのものがあります。
工人さんの工房では、こけし工人になった経緯や生活についてなど、生の声を聞きながら作業の様子を見せて頂きました。
蔵王こけし館では、こけしの歴史についてのレクチャーを受け、こけしの歴史や系統について理解を深めていきました。
歴史や背景を知り、工程を見て理解することで、よりこけしの価値を感じられるのではないでしょうか。
今回は、知れば知るほど奥深い伝統工芸「こけし」の魅力に迫るフィールドワークになりました。
記録担当 大学院生