みちのくの風2024 岩手 発表(日本建築学会東北支部)

6月22日、23日に日本建築学会東北支部研究報告会が盛岡市で開催され、

大沼研究室、畠山研究室

4年生、院生を中心に発表を行って参りました。

題目は以下の通りです。

<造家造景分野 大沼研究室>

・大嶽山興福寺書院及び旧庫裏の改修履歴の考察 ―地域文化財の活用保全の実践的研究(1)―

・大嶽山興福寺書院及び庫裏の修復保全に関する意向調査 ―地域文化財の活用保全の実践的研究(2)―

・黒川郡大和町・龍華院庭園の構成について ―宮城県における近現代枯山水庭園の事例考察―

・宮城県柴田町成田における小倉強設計の近代和風住宅および庭園遺産について

・塩竃市S家岩蔵にみる凝灰岩製倉庫の建築的・材料的特徴

・空き校舎のアート系活用試行と意向調査 ―丸森町旧大張小学校・宮城輝夫と佐藤忠良の伝承を中心に―

<地域防災分野 畠山研究室>

・児童へ向けた災害に関する情報共有の実態 ―宮城県の小学校における防災教育に着目して―

・復興まちづくりにおける小学校の教育環境の実態 ―宮城県本吉郡南三陸町を対象として

・積雪寒冷地の地方都市における冬季の歩行者回遊行動の実態 ―岩手県盛岡市中心部を対象として―

・東日本大震災における震災遺構の運営の現状 ―宮城県内における旧学校施設の維持に着目して―

各題目活発な議論が広げられておりました。

発表後は、それぞれのゼミチームで盛岡市内のフィールドワークを行いました。

まさに豊かな地形と文化と建物群に富む盛岡市内フィールドワークでした。

今回、得た知見をもとに、学生とともに卒業研修、修士研究に活かして参ります。