飛島木造和船の実測調査

9月5日から7日の3日間、山形県酒田旧酒田市資料館の木造和船「シマブネ」の実測調査を行いました。実測調査を担当したのは、生活デザイン学科4年生2名。

シマブネとは、明治時代に酒田市飛島で考案された木造和船です。「オモキ造り」という構造で、昭和40年頃まで磯周りの漁業で使用されていました。現在は、酒田旧酒田市資料館と鶴岡市の致道博物館にそれぞれ一隻ずつ残っています。

2023年の酒田市資料館閉館に伴い、シマブネを飛島への移転設置を検討していますが、その前にあらためて構造や構成部材に関する実測・採寸作業を実施しました。今後の研究と飛島での活用に資する資料となります。
民俗文化研究室 | 岸本

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