展示報告「写真は建築・まちをうつせるのか」

10/4-10/8に一番町ロビーににて開催しました展示「写真は建築・まちをうつせるのか」は、無事終了することができました。ご来場くださった皆様、気にかけてくださった皆様ありがとうございました。

今回は東北大学の佃先生と建築家である菅原さんと5月から始めたワークショップ「建築と写真」から展開したものです。自分的に面白いと感じているところは、活動報告展ではなく、活動が現在進行形で進んでいる中に開催した点です。これもまさに「建築的」なのかもしれません。空間構成として、入り口付近のエリアは、各テーマの際にWSで持ち寄った写真群で構成し、上段側は、「建築と写真」のWSの内容を示す写真を3点展示しました。加えて、上段は建築から建築群そして「まち」へと移行し、当方畠山が作家として制作した写真群と、写真家 佐藤祐治氏と進めてきた制作「写真は都市を考察する」を展示しました。
このように一番町ロビー全体として建築の見立てから、建築群、そしてまちへと考察が広がる空間設計を行いました。今回の全体構成は、私だけでなく、佃先生、菅原さんだけでなくワークショップのメンバー、学生らとともに議論しながら創り上げました。少なからず、その空間体験を持ち帰っていただいていたことに我々も安堵しました。(私の制作物は学生らには自分の内面を見せているようで少し気恥ずかしい部分もありましたが、別の一面を知った様で興味深くみてもらったみたいです。)

ギャラリートーク(10/5)菅原さんとギャラリーの展示物の説明
ロビートーク(10/7)佃さんと主にワークショップの内容や制作物の内容をレクチャー


短期間の開催でご来場くださるか我々も心配でしたが、蓋を開けてみれば多くの方に来場くださりありがたい気持ちです。
なにより、今回の展示では、当方の学科の先生方、当方のゼミ生、院生、東北大学の学生に多大なるサポートをいただきました。改めて感謝申し上げます。

改めてご来場くださりありがとうございました。

東北工業大学 生活デザイン学科 畠山研究室 畠山雄豪

東北大学 佃研究室 佃悠

she|design and research office 菅原麻衣子

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